音楽についてpart.1
みなさん、音楽は好きですか?
僕は結構好きです。中学高校のときが一番聴いてたかな。三代目のウォークマンが壊れてからというもの外で音楽は聴かなくなったし、部活が音楽を使うこともあってそれ用の音楽ばかり聴いているので最近一般的な音楽をあまり聴かなくなったんですけど、それでもたまに懐かしんで思い出して聴いてみたりします。音楽って聴いていたときの景色や感情も一緒くたにして記憶に残りますよね。それが心地いいというか、メランコリックな気分になれるというか。心理学的に言えば、記憶ってのは流動的で変形し続けるものなんですけど、音楽は変わるものではないので記憶の引き出し的な役割を担ってるんじゃないかなぁと思ったりもします。そんな音楽について具体的な楽曲を取り上げながら思い出話でも書いていこうと思います。
まず最初は、Blur「Under The Westway」
高校生のときにイギリスに留学してたことがあるんですけど、なんで留学したいと思ったかというと、イギリスの音楽が当時死ぬほど好きだったからです笑。しょうもない理由だと今では思うけど、今より全然ガツガツしてたなぁ…。
特にブラーとレディオヘッドは毎日聴き続けてたな。レディオヘッドは生で見たことないけど、ブラーは三年前の冬にzeppと武道館で見ました。zeppではデイモンのダイブをこの手で受け止めたり、投げられたセットリストを取れたりと最高のライブだったんだけど、そん中で選んだのはこの曲。一度解散を挟んだのちに出た楽曲です。
彼らの楽曲は基本的に後期の方が好きで、それは心情吐露的なセンチメンタルな曲が多いから。徐々にバンド内がギクシャクしたりプライベートでトラブルがあって、バンドとしての志気は落ちていってた頃の音楽は大概そうなるものかもしれないんだけど、そういうときの彼らのセンスやアイデアが高校生の頃の俺にはドンピシャだったんだよな。
そして一度解散という浄化を挟んで新しく作られたこの曲は、なんというか映画のエンドロールで流れる主題歌のような趣きを持っていると感じたわけです。
この曲を聴くと、イギリスに行ってたときを思い出すなぁ。イギリスにいたときにはまだ作られてなかったはずなのに、なんか変な感じだ。
次、ミッシェル・ガン・エレファント「Girl Friend」
僕のやってる部活は冬に全日本戦があって東京で開催されるんですけど、当時一年だった僕は応援のため夜行バスで東京に向かっていたわけです。そのとき聴いてたアルバムがミッシェルのライブ盤でした。夕日に照らされる工業地帯を眺めているときに聞こえてきた「世界はくだらないから、ぶっ飛んでいたいのさ」という叫び…どうしようもない寂寥感に襲われたのを未だに覚えてます。自分ってちせえな、と思ったわけです。
東京に着いて知り合いの家に泊まったとき、このアルバムを大音量で垂れ流しながら二人で大宴会をし、いいちこを一升半枯らしてぶっ潰れて結局僕は試合の応援に行けませんでした。死ぬほど怒られたし、三日酔いになった。これ以降僕はトラウマで焼酎が飲めません。
もう少し書きたい曲あるけど、長くなりそうなので次回書きます。
誕生日にもらったウォッカを飲み過ぎてやばい状態でこれ書いてるんですが、俺は本当に何も変わってないな…